♥ Coup de coeur ♥
「Azimut - Tome 3 : Les Anthropotames du Nihil
」
ストーリー : Wilfrid Lupano
作画・彩色 : Jean-Baptiste Andreae
出版社 : Vents d'Ouest
本の種類 : ハードカバー(24x1x32)
ページ数 : 48頁
【概要】
【ストーリー】
【グラフィック・彩色】
【ストーリーボード(ネーム)】
【読み心地】
【読後感】
【こんな人のお勧め】
【きわめて個人的な本の評価】
【関連記事】

ストーリー : Wilfrid Lupano
作画・彩色 : Jean-Baptiste Andreae
出版社 : Vents d'Ouest
本の種類 : ハードカバー(24x1x32)
ページ数 : 48頁
【概要】
人語を話す奇妙な生き物と人間が共存する、架空の世界を舞台に、繰り広げられるファンタジー・冒険漫画「Azimut」第3巻。
【ストーリー】
Arracheur du temps と契約を交わし、永遠の若さを手に入れた悪女の Manie と、彼女への愛憎の念に苛まれる画家の Esteban は、Manie のお付きの動物達と共に、苦しみと悲しみに支配される Chagrin 男爵の城を脱出するのに成功する。 しかし、砂漠にたどり着いた彼らは、又、追われる身となってしまう。
北極そのものの存在である、うさぎの Pole が、Manie に恋い焦がれ彼女の後を追い、北極を離れたため、世界は方角を失った。 冒険家の Major Oreste は、Pole に北極へ帰るよう説得を試みるが、 Pole は聞く耳を持たず、Major Oreste の元を逃げ出した。 Pole の後を追い砂漠へとやって来た Major Oreste は、Pole が、砂漠の支配者である Baba Arbiche の囚われの身となっているのを知る。 Major Oresteは、なんとか Baba Arbiche を説得し、Pole を解放するのに成功する。
そして、自由になったPole を伴い砂漠を歩いていた Major Oreste は、Primordiaux と呼ばれる永遠の命を持つ生物の一員である巨大な砂の女王と再会する。 ところが Pole は、今度は、砂女王に一目惚れしてしまう。
傍若無人に振る舞い、世界中を混乱を巻き起こす自分の娘 Manie の命を絶つ事に決めた女王 Ether は、軍隊を率い、Manie の後を追う。
一方、父の死の原因となった伝説の鳥 La belle Lurette の卵を探し求める Aristide と、メカ卵から生まれた少年が乗る Laps 号は、現地人の襲撃を受けていた。
北極そのものの存在である、うさぎの Pole が、Manie に恋い焦がれ彼女の後を追い、北極を離れたため、世界は方角を失った。 冒険家の Major Oreste は、Pole に北極へ帰るよう説得を試みるが、 Pole は聞く耳を持たず、Major Oreste の元を逃げ出した。 Pole の後を追い砂漠へとやって来た Major Oreste は、Pole が、砂漠の支配者である Baba Arbiche の囚われの身となっているのを知る。 Major Oresteは、なんとか Baba Arbiche を説得し、Pole を解放するのに成功する。
そして、自由になったPole を伴い砂漠を歩いていた Major Oreste は、Primordiaux と呼ばれる永遠の命を持つ生物の一員である巨大な砂の女王と再会する。 ところが Pole は、今度は、砂女王に一目惚れしてしまう。
傍若無人に振る舞い、世界中を混乱を巻き起こす自分の娘 Manie の命を絶つ事に決めた女王 Ether は、軍隊を率い、Manie の後を追う。
一方、父の死の原因となった伝説の鳥 La belle Lurette の卵を探し求める Aristide と、メカ卵から生まれた少年が乗る Laps 号は、現地人の襲撃を受けていた。
【グラフィック・彩色】
淡い色調の細密なカラーリングが魅力的な、細いラインで描写されている個性的なグラフィック。
奇妙な動物や鳥、様々な人種の人類、奇妙な機械仕掛けのマシンなど、独創的な創造物が、巧みに描かれている。
これこそBDを読む醍醐味!と言いたくなる、オリジナリティーに満ちたグラフィックが存分に楽しめた。
奇妙な動物や鳥、様々な人種の人類、奇妙な機械仕掛けのマシンなど、独創的な創造物が、巧みに描かれている。
これこそBDを読む醍醐味!と言いたくなる、オリジナリティーに満ちたグラフィックが存分に楽しめた。
【ストーリーボード(ネーム)】
変化に飛んでおり、ダイナミック。
【読み心地】
まずまず。
第2巻を読んだ時には、1巻目の内容を忘れてしまっており、ストーリーを理解するのに、少しばかり苦労したので、今回は、1、2巻を読み直してから3巻目に取り掛かった。 その甲斐あり、今回は、すんなりストーリーを理解出来た。
ただ、巻数が増えると、新しい巻が出る度に、1巻から読み直すのはしんどいので、この手の登場人物が多く、ストーリーが少々込み入っている漫画には、これまでのあらすじ、又は、主な登場人物達の説明を巻頭につけてもらいたいものである。
第2巻を読んだ時には、1巻目の内容を忘れてしまっており、ストーリーを理解するのに、少しばかり苦労したので、今回は、1、2巻を読み直してから3巻目に取り掛かった。 その甲斐あり、今回は、すんなりストーリーを理解出来た。
ただ、巻数が増えると、新しい巻が出る度に、1巻から読み直すのはしんどいので、この手の登場人物が多く、ストーリーが少々込み入っている漫画には、これまでのあらすじ、又は、主な登場人物達の説明を巻頭につけてもらいたいものである。
【読後感】
空想の生き物が沢山登場するファンタジー冒険漫画「Azimut」第3巻。 先に紹介した2冊と同様、ミステリアスな生き物達や、魔性の美女が入り乱れ、縦横無尽に繰り広げられる遊び心たっぷりのストーリーは、読み応えタップリ。
そして、斬新奇抜に想像力を駆使し、編み上げられたストーリーの持つ魅力を倍増させているのは、細かく筆入れがされている彩色技術+作画テクニック。
砂の巨大美女、半分が機械の鳥や亀や、人語を話す奇妙な動物達、そして色々な種族の人類など、登場するキャラクターは勿論の事、人間によった発明された風変わりなメカや、背景として書き込まれている風景などを描いた、超一級の作画技術が味わえた。
今後の展開が非常に期待できるので、第4巻を読むのが楽しみ。
そして、斬新奇抜に想像力を駆使し、編み上げられたストーリーの持つ魅力を倍増させているのは、細かく筆入れがされている彩色技術+作画テクニック。
砂の巨大美女、半分が機械の鳥や亀や、人語を話す奇妙な動物達、そして色々な種族の人類など、登場するキャラクターは勿論の事、人間によった発明された風変わりなメカや、背景として書き込まれている風景などを描いた、超一級の作画技術が味わえた。
今後の展開が非常に期待できるので、第4巻を読むのが楽しみ。
【こんな人のお勧め】
想像力を縦横無尽に駆使したファンタジー冒険漫画を読みたい方。 「Terre Mécannique : Intégrale」が気に入られた方。
【きわめて個人的な本の評価】
総合評価 : 4.5/5
ストーリー : 4/5
グラフィック : 4/5
カラーリング : 5/5
ストーリーボード : 3.5/5
フランス語難易度 : 2/5(易<難)
読みごこち : 3.5/5(難<易)
ストーリー : 4/5
グラフィック : 4/5
カラーリング : 5/5
ストーリーボード : 3.5/5
フランス語難易度 : 2/5(易<難)
読みごこち : 3.5/5(難<易)
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